今更ですが、エキゾチックスオートライフル【ネクロカズム】、そしてエキゾチックスカウトライフルの【悪意の手】を入手しました。
今回はそれらの検証の記事になります。
入手までに時間が掛かってしまいましたが、それぞれの特徴などを紹介します。
ネクロカズム/キネティック・オートライフル
レイド「クロタの最期」をクリアして、専用クエストを完了すると入手できるエキゾチックのオートライフル。
720レートという高レートですが安定性は高く、反動方向も垂直に近いことで意外と使いやすい武器です。
内在特性「カースブリンガー」の効果は、敵を精密キルすることで自爆スロールのような爆発が起き、同時に数秒ほど周囲の敵に毒のダメージを付与します。
この特性で、敵の集団に対して持続的にダメージを与えることができるので、雑魚処理能力は高いです。
ちなみにこの「カースブリンガー」の爆発はアーク属性なので、アークサブクラスと相性が良いです。
武器のパーク「自暴自棄」の効果によって、精密キルでトドメを刺せばマガジンが補充され、途中でリロードすれば発射レートも上がり安定性も良くなります。(効果は約6秒)
パーク発動で更に継続して戦うことができるという優秀な武器。
オートライフルの特性上、近距離や中距離の戦闘に適しています。
ネクロカズム取得と「媒体」取得が大変
この武器にはこれといった欠点は特にないのですが、敢えて言うならネクロカズムの取得、そして「媒体」取得までに時間を要すること。
まずネクロカズムの取得には「専用クエスト」を消化して、最後に「オーバーソウルのエッセンス」を20個集めた状態でレイドをクリアする必要があります。
「オーバーソールのエッセンス」は、レイド「クロタの最期」の各ステージのクリアでランダムドロップ。その他に挑戦などの勝利の道のりでも入手できます。
しかし、レイドを通しでクリアしてもエッセンスは1~3個程度。ごく稀に全必要数がドロップすることもあります(クラン内ではジャックポットと呼んでますw)
さらに「媒体」を取得するには、追加で「オーバーソウルのエッセンス」を合計35個集める必要があります。
●ネクロカズム取得時に20個ですから、実質残り15個を集めることになります。
ネクロカズムを取得するのに「オーバーソウルのエッセンス」を20個集めて、やっとゲットしたと思ったら媒体取得のためにさらに15個集めるという作業があるんです(運良くジャックポットで必要数を獲得できればラッキーですけどw)
加えて「媒体」を手に入れるには、レイドのステージで媒体ギミックを完了させなければなりません。
媒体ギミックに関しては詳しい解説は省きますが、とにかくフレンドやクランの協力が必要になります。
ちなみにネクロカズムの媒体の効果は「アウトロー」。無理して媒体を取得する必要があるのかどうか疑問ですが、何もないよりはマシです。
参加メンバーの数人が媒体を持っていないのであれば、レイドクリアのついでに媒体を取得する感じで良いと思います。
「クロタの最期」の他のレイド武器も優秀なものが揃っていますから、赤枠狙いでプレイしても損はありません。
悪意の手/キネティック・スカウトライフル
レイド「邪神、滅びる」の最後の敵「邪神オリックス」を倒すと低確率でドロップするエキゾチックのスカウトライフル。
260レートでマガジンは11発。普通のスカウトライフルに比べるとマガジン数は少なく感じます。
内在特性の「悪意の手」は、マガジンの最後の1発がガーディアンの体力を奪うことで高威力の弾丸を発射し、すぐに弾が自動再生します。
この最後の弾の威力が上がることでダメージアップが可能ですが、弾丸を撃ち続けるほど自分の体力がだんだん削られていきます。
高威力の攻撃を続けるのと引き換えに自分のHPが減っていく仕様で、マガジン数が少ないのもあって通常では使いにくい武器。
「3体を素早く連続キル」が可能であれば体力が回復して戦闘を続けることはできますが、HPの低い雑魚相手に限ります。
武器のパーク「充填される汚染」は、敵に精密ダメージを与えると(充填された汚染)というバフが貯まっていきます。
バフが10になれば□ボタン長押しで「暗黒の球体」を撃つことが可能で、宿られた兵が使う(目潰し効果のある暗黒の球体)と同じような効果があります。
投射物の速度は遅いのですが、着弾地点の付近にいる敵に対して目潰し効果があります。
普段使いには向かない武器
欠点として、マガジンの残りやHPを気にして運用しなければならないということ。
もし仮にこの武器を使うとすれば、レイド「邪神、滅びる」のような特殊な条件下での運用、ウォロの泉、「吸引」のバフなどを利用するならそれなりの効果はありそうですが、それ以外では取扱いが難しい点。
「充填される汚染」はそれほど威力があるということはなく、しかも効果が及ぶ範囲は広くないので、ちょっとしたダメージを与えて足止めするぐらいの効果。
しかも精密ショットでバフを10貯めないと暗黒の球体が撃てないというのも使いづらいところ。せめてバフの数を5ぐらいにしないと物足りないです。
ちなみにクランメンバー3人がオリックス戦で試しに使ったのですが、ビミョーという意見w
まったく効果が無いわけではありませんが、「悪意の手」を使わなくても他の武器で代用できるので、この武器にこだわる必要は無いみたいです。
特に高難易度のアクティビティでHPを気にしながら戦うのはストレスなので、使える場面がかなり限定されるエキゾチック武器。
使い道を探せばそれなりに応用は効くと思いますが、わざわざこの武器を使うかと言えば疑問です。
しかもこの武器の「媒体」取得も結構面倒で、レイド「邪神、滅びる」の各ステージで媒体ギミックを完了させる必要があります。
この媒体ギミックも複雑で色々やらされて、しかも媒体の効果は「高速ヒット」のみ。
なんだかレイド産なのに不遇な武器ですw
DESTINY 2 更新 7.2.0.1 「悪意の手」に関する記事を載せておきます。
- 悪意の手
- PvEにおいて最後の1発が与えるダメージが20%増加。
- 最後の1発から使用者本人が受ける自己ダメージが10から7に減少。
- 最後の1発のダメージで使用者が死亡することはなくなりました。
- パーク「悪意の手」で得られる体力回復量が30から75に増加。
- 「悪意の手」が「容赦なし」のように機能するように調整(ガーディアンやメジャー戦闘員を倒すと発動条件が満たされやすくなり、連続キルとして認定されるキル間隔が長くなりました)。
- 暗黒の球体が適切にアークダメージを与えるようになり、戦闘員を視力喪失状態に陥らせ、アンストッパブル・チャンピオンをスタンさせます。
まとめ
個人的には「ネクロカズム」が使いやすい印象です。もともとの性能が良いのでPvPで使用しているガーディアンがいるぐらいです。
「悪意の手」は本当に限られた範囲でしか使うことができないので、しばらくは保管庫行き決定ですw
あくまで自分が使ってみた感想ですから、武器云々に関してはガーディアンによって意見は分かれると思います。
今回紹介したエキゾチックもそうですが、ハイヴ由来の武器(トルン、オステオ・ストライガなど)は「毒」とか「汚染」などといったデバフが多いです。
もともと宿られた兵は「邪神オリックス」が作り出したエネミーですから、ハイヴとの関係はあるんでしょう。
以前から感じていることですが、最近のBUNGIEは新しいエキゾチック武器を発表しても性能がイマイチなものが多いです。
やはり武器使用率が偏ることを懸念して、ほどほどに抑えているような感じがします。結局は中途半端な性能になってしまって使われなくなる武器は多いです。
もう少し尖った性能のエキゾチックを出しても良いと思うんですけどね。