シーズン17【幻影のシーズン】アイアンバナーは「暁光」というゲームモードに変更されて開催されました.。
サラディン卿はタワーの中央に居て、これまでとは違う印象になってます。
BUNGIE.NETより引用
「昼食中・15分で戻ります」の看板を下げたサラディン:カイアトルの軍事会議での責任が増している事から、彼の手で行われるタワーでのアイアンバナー開催はシーズン中2回に限られています。アイアンバナーの内容は年間イベントに合わせたものになるため、それら年間行事と並行して実施されることはありません。シーズン17では、次のタイミングでアイアンバナーが開催されます。
- 第2週は6月1日(日本時間)より開始。
- 第8週は7月13日(日本時間)より開始。
Bungie.net
サラディン卿の大人の事情により、アイアンバナーはシーズン中2回の開催になったそうですw
今回のアイアンバナーは以前の仕様と違い、セイント14などの他のベンダーと同じように評価ポイント(アイアンバナーランク)を上げていき、ランクアップで報酬を獲得するという形をとっています。ランクアップのエングラムは受け取ったらそのまま集束化して解読できます。
今回はこの【アイアンバナー】の仕様変更の良い点、悪い点を解説しようと思います。
ゲームモード「暁光」とは
ちなみにこの「暁光」のルールってどういうものなの?って事で、簡単にルールを説明します。
敵チーム、味方チームに分かれてマップ中央に出現する「スパーク」を取り、相手チームの亀裂にダンクすると1ポイント獲得。
敵をダウンさせても得点にはならず、とにかく相手陣地にスパークを運んでダンクすればポイントになり、先に5点先取するか制限時間内にポイントを多く獲得したほうが勝利となります。
プレイヤーがスパークを拾ってから5秒間もしくはダメージを受けてから数秒は敵味方関係無くスパークを持ったプレイヤーが表示されます。
スパークを持ったプレイヤーが倒されるとその場にスパークが落ちて、他のプレイヤーが拾うことができます。
攻める方も守る方もダウンした味方を蘇生していくことが勝利のカギです。
今回のアイアンバナーの良い点
この変更に対してはBungie側が「誰もが楽しめるPvPの祝宴」と言ってますので、様々な点が変更されてます。その為アイアンバナーも今までよりも敷居を低くして参加しやすいように間口を広げました。
どんな人でもプレイして楽しんでもらいたいということで、チームプレイやゲームに参加することに重点を置いた改修とのことです。
アイアンバナーの武器や防具が選べる
ランクアップでエングラムを取得し、その後集束させて欲しい武器や防具を選ぶことができるので、今までのようなガチャをする必要は無くなったのは良いことだと思います。
対戦を終了して負けたとしても評価ポイントは貰えるし、クルーシブルの武器などがドロップすることがあるのでそれなりの報酬が期待できます。
パワーアドバンテージが無くなった
今までのアイアンバナーはパワーアドバンテージがあり、パワー値の差があると非常に不利な状況でしたが、このアドバンテージを廃止したことで誰でも参加できるようにしたんです。
新規ユーザーや復帰勢・対戦が苦手な人など、対人戦は敷居が高いと感じている人達でも気軽に参加できるようにしたことは評価できます。
ランクにブーストをかけることが出来る
アイアンバナー開始時に「暁光」のルール説明と評価ランクのブーストについてログが出ます。
アイアンバナーのエンブレムや防具を装備すればランクアップの際にブーストがかけられるので、普通にプレイするよりランクアップさせるのが早くなります。
それに参加すればするほど評価は上がっていくようになっています。
アイアンバナーの防具を解体してしまったとしても、アイアンバナーの「装飾」に変更すれば装備としてカウントされます。
早くランクを上げて報酬をゲットすることができるので、欲しい武器を厳選したりランクアップでしかゲットできない武器を貰うことも可能になりました。
K/D値が表示されない
アイアンバナーの対戦が終わるとリザルト画面が表示されますが、個人の成績にK/D値が出ません。代わりにスパークを運んだ回数や味方を蘇生した回数などが表示されます。
プレイヤーの中にはK/Dを気にする人も居ますし、数値が表示されるのを嫌う人も居ます。
そういう成績にこだわらずに楽しんでプレイしてほしいという運営側の配慮かもしれません。
対戦の勝利はK/D値だけではないという事、チームプレイが重要だということを運営側は言いたいんでしょうね。
今回のアイアンバナーの悪い点
暁光に関しては事前にアナウンスされていたので実際にプレイしてどうなのかはハッキリわかりませんでしたが、今までのプレイヤーからは少なからず不満が出てることは確かです。いくらPvPが上手い人でも個人プレイだけでは勝てないからでしょうか。
下記に記した悪い点は個人的に感じたことになりますのでご了承下さい。
スピード感がない
この暁光、倒されてしまうと約10秒ほどリスポーンできません。
味方に蘇生してもらえればその位置からゲームに参加できますが、近くに味方が居なければ時間が経過するまでそのままです。
それにリスポーンしても味方よりも後方から追いかける形で参加することになります。
攻めている状態では前線から遠くなるので味方に対する援護が間に合いません。かと言って相手に攻められていれば守勢に回ることになるので、相手の前線が上がっていると自陣の亀裂から離れている場所にリスポーンすることになります。
ゲームモードの性質上仕方ない部分もありますが、とにかく戦線に復帰するまでの時間がかかるのには不満があります。
双方どちらかがスパークを入れるたびに画面が暗転して定位置に戻される。
上記に挙げたスピード感がない事と同じような内容ですが、ポイントが入るたびに「リセット」という形でブラックアウトするのはどうしてなの?って思います。
オシリスのように元の位置に戻るというのならいいんですが・・・暁光というゲームモードが関係しているのかもしれませんが、この仕様によって面白さが半減しているように感じます。
別の言い方をすれば「ゲームの流れが止まる」感じです。
マップを覚えないとどこに行けばいいかわからない
特に新規プレイヤーや復帰勢に当てはまりますが、今までと違うゲームモードになった事でマップで迷ってしまうプレイヤーもいると思います。特に新マップが追加されたのでなおさらです。
どう動けばいいかわからないし、どこに行けばいいかわからない。特に新規プレイヤーでは戦いに参加できるかどうかも怪しいところです。
他のプレイヤーについていけばいいんですけど、マップを覚えてないとどこから敵が出てくるのか、どこが狙われやすいかとかはわかりません。
プレイしていけばマップは覚えるんですけど、覚える前に嫌気がさしてプレイしなくなるかもしれません。
誰でも参加はできますが、勝利に貢献するには時間がかかると思います。
事実、途中抜けが多い印象を受けました。
まとめ
今回のゲームモード「暁光」は人によっては面白くないとかつまらないと感じるプレイヤーが多く居ると思われます。上手く言えないんですが「爽快感が無くなった」とでも言うんでしょうか(自分が勝手に思ってるだけかもしれませんが)
以前までのアイアンバナーはクルーシブルでいう「コントロール」というモードで、エリアを確保して防衛していく事が必要になってきますから、出来るだけ相手よりも多くエリアを確保して防衛すれば勝利します。
しかし今回は暁光というゲームモードになったため、今までとは違う戦い方をすることになります。
しかもアイアンバナーの評価ポイントを上げることに関しては、PvPをほとんどプレイしていないユーザーや対戦が苦手という人もいるので、そういうプレイヤーにとっては苦行だと思います。
しかしアイアンバナーの武器には特有の武器パークもあり、防具にも固有のパークが付与されてます。地道に評価ポイントを上げていけば装備は揃っていくので、とにかく参加してみるのも良い経験になると思います。
それにこのゲームモード「暁光」も今回採用されただけであって、今後もこのゲームモードが引き続き使用されるとは限りません。シーズンごとに入れ替えることも考えているようなので今回は暁光が採用されただけだと思います。
プレイしていれば装備を揃えて評価ポイントを上げやすくなり、ブーストも使えるようになります。賛否両論あるかもしれませんが、とりあえずプレイして報酬をゲットしましょう。